半導体の固まりである中央演算装置:CPUとか, MPU, 業界では通称『エンジン』です。これらは『歩留り』が悪いです。不良品発生割合い!極端な言い方をすると。『…できたとこ勝負!』です。最新鋭の科学のたまもの!人類の英知の結晶!ありとあらゆる 理論 + 理屈 + 知恵が結集して、製造されるモノが!!実は、結構、コントロールできていないのです。極端な例えをすると(!)焼き物(茶わん)に近いかもしれません。たとえば、2 GHz エンジンを造ろうとします。
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“焼いて!”実際に、動作確認を行うと、半分ぐらいは思うようには動かず。逆に、一部のモノは、それ以上のスピードでも動いたりします。結果として、ラインアップは、1.6GHz, 1.8GHz,“2.0GHz” 2.3GHz, で、市場に流通です。なかには、まったく動作せずにアクセサリー(キーホルダー)になって配られます。IBM + モトローラが協力して PowerPC エンジンを作り出した最初の頃、大量の不良品が出て、かなりの量、その不良品をアクセサリーキーホルダーが配られました。他社も同様です。
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メモリも同様です。サーバー用の高価なものは実際にテストを数週間くりかえし!検査をパスした『実動作』したものが市場に出されます。逆に、温度変化に弱いモノ、電圧変動に弱いもの、相性問題など考慮され・・『バルク品』(普及品)としてブローカーに販売です。経験値が高まり、実績がつくと、検査ナシで出荷されます。同じ規格品でも極めてピンキリなのは、このような手間隙が省略されているからです。独立系修理店。メーカー保証が切れたものを扱います。修理保証はありません。
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